アパレル店「VILLENA」は、筆者めぐが最近とても気に入っているお店の一つです。現実社会の流行を取り入れた、カッコイイお洋服が色々あって、しかも特に、アバターを下半身太めに調整している人にはとてもとてもオススメです!
目次
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VILLENA は何故おすすめなの?
セカンドライフ初心者が、まずは基本的なお洋服をいくつか揃えようと思うなら、「Blueberry」はおすすめです。
Blueberry は価格が比較的安いわりに品質は高く、セカンドライフの流行を敏感に取り入れながらもバランスを崩さず上品さを保ち、DEMO バージョンが充実していて選びやすかったり、アルファ(服から飛び出そうなボディの部分を消す)がほぼ完璧だったり、あくまでユーザの立場に立ち、使いやすいものを作っています。
Blueberry のお洋服は私もいくつも持っていますし、お店はどんな時間帯でもいつも人だかりがしています。「セカンドライフの NO. 1 アパレルショップ」と言ってまちがいありませんので、Blueberry のお洋服はワードローブの基本にするのがいいと思います。
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ですが Blueberry はあまりによく出来すぎているために、よく言えば「優等生的」、悪く言えば「無難」であって、面白みに欠けるのもまた事実。そこで筆者めぐは、イベント会場などへ行っては、ちょっと変わった服を見かけたら、その服を、公式ビューワーなら[右クリック]→[オブジェクトのプロフィール]で調べ、実際にそのお店へ行ってみるなどすることで、新しいお店をいろいろ開拓しています。
今回紹介する「VILLENA」は、めぐがそうして見つけたお店です。イベントなどへ行くと、カッコイイ子が何人も、ここのお洋服を着てたりします。
お店は数年前からやっているみたいですが、注目を集めるようになったのはここ最近なのではないでしょうか。
古いモデルはマーケットプレイスのみでの販売で店舗に置かれていませんので、空いたままになっている展示スペースがたくさんあり、「これから頑張る」という意気込みを感じさせます。
【おすすめポイント1】現実社会の流行にわりと敏感
筆者めぐが「VILLENA がおすすめ」と思う理由の一つは、現実社会の流行にわりと敏感であることです。
たとえばこのお店の製品で、横がガバッと開いている「Tearaway Pant」があります。
このお店ではこのパンツにフィッシュネットのストッキングを合わせていて、筆者めぐはこれを見たとき、
「すごい独特……」
と思い、実際マーケットプレイスで検索しても、「Tearaway Pant」はこれしか出てきません。
ですが実はこの Tearaway Pant、そしてその下にフィッシュネットを合わせるのは、現実社会で実際に流行していたのです。
VILLENA はこの現実社会での流行を、セカンドライフに初めて持ち込んだというわけです。
それから穴の空いたジーンズ「Ripped Jeans」に、やはりフィッシュネットのストッキングを合わせたもの。
これもめぐは最初見たとき、
「お~、新しい……」
と思いましたが……、
やはりこれも、現実社会での流行を、セカンドライフに持ち込んだものです。
セカンドライフのアパレルにも、流行があります。穴の空いた Ripped Jeans 自体は去年あたりからすごく流行っていて、Blueberry も含めた多くの店がこれを販売しています。
セカンドライフ内での流行は、セカンドライフ内のお店でグルグルまわり、多少の展開はあるにせよ、セカンドライフ内で完結したものになりがちです。
ですが VILLENA は、そこに現実社会の流行を持ち込むことによって新しいものを生み出していて、「この姿勢はとても清々しい」と筆者めぐは思っています。
【おすすめポイント2】下半身太めのアバターには特にいい!
それから VILLENA の Ripped Jeans は、セカンドライフのほかのお店で売られている Ripped Jeans と比べ、穴がとても大きいです。これは下半身を太めに調整しているアバターにとっては、すごくイイです。
アバターの下半身を太めに調整する人は、筆者めぐもその1人なわけですが、けっこう多いです。アバターの下半身は細めに作る人がやはり多いので、それをムッチリと太めにすると、ちょっと新鮮な感じに見えます。
ですが下半身太めは大きな欠点があって、それは「ロングのパンツを履けない」こと……。
下の画像とか見てもらえば分かるかと思いますが、
下半身を太めにしてロングのパンツを履くと、ボッテリとした感じになってしまい、ものすごくバランスが悪いです。
ですのでめぐはこれまで、
こんな感じで、脚が思い切り出たのばっかり着てました。
ですが穴が大きく空いた Ripped Jeans は、穴がアクセントになるために、下半身が太めでも、ボッテリした感じにならずに履くことができます。
めぐは下半身を太くして以来、似合うロングパンツを初めて見つけて嬉しくて、このところ VILLENA の製品を買いまくっている始末です。
VILLENA もそれをよく分かっていて、今年になって発売されている製品は、看板のモデルにも下半身太めのアバターを積極的に採用しています。
それがアバターを下半身太めにしている人たちから強く支持され、VILLENA の人気は急上昇しているのではないかと思います。
穴が大きく空いた Ripped Jeans は何故ほかにはあまりないの?
セカンドライフでは、どこかが新しい製品を発表し、それが人気になるとほかのお店も似たようなものを続々発売するものです。
ですがこの Ripped Jeans、穴が小さなタイプは多くのお店で売られていますが、穴が VILLENA のように大きなものは、他のお店ではほとんど見かけません。
それは何故なのか……。
めぐはそれを解明するため、VILLENA でジーンズを片っ端から見てみた結果、理由は「技術力にある」ことが分かりました。
VILLENA は穴が大きく空いた Ripped Jeans 自体はかなり前から出していて、下のモデルは「オブジェクトのプロフィール」を調べてみると、2016年の11月に発売されたものです。
ですがこれは、空いた穴から見える肌は、アバターのものではありません。アバターの脚はアルファ(ボディの一部を消す仕組み)で全部消し、そのかわり、脚に見えるオブジェクトをジーンズの下に配置するようになっています。
なぜこのような面倒なことをするかと言えば、この頃は VILLENA はまだ、アルファなしでもアバターのボディが飛び出ないように、ジーンズを作ることができなかったからです。
ジーンズに大きな穴を開け、そこから地肌が見えるようにしてしまえば、もし服からボディが飛び出ても、アルファで消すことができません。アルファで消せば、ジーンズの穴から見える地肌まで消えてしまうことになるからです。
実際上の製品と同じ2016年に作られた他のジーンズも、アルファなしだとボディはバリバリにはみ出します。
Blueberry を始めとし、ほとんどの他のアパレル店と同様に、これはジーンズの下のボディをアルファで完全に消してしまって着るようになっています。
ところが数カ月後の2017年2月に発表されたこのジーンズは、アルファなしで、ボディがまったくはみ出ません。
2016年11月~2017年2月までの数ヶ月間のあいだに、VILLENA は「アルファを使わなくても服からボディがはみ出ない技術力」を身に着けたことになります。
この時点では、まだ穴も小さいですし、「下半身太めのアバターがターゲット」とはなっていませんが、この「アルファなしでボディをはみ出させない技術力」があってはじめて、大きく空けた穴からアバターの地肌を見せるジーンズを作ることが可能となります。
ほかのアパレル店ではまだこの技術力がないために、VILLENA と同じような大きな穴が空いたジーンズを作ることができないのだろうと、めぐは推測しています。
欠点と思われること
このようにめぐが現在とても気に入っている VILLENA ですが、欠点と思われることもありますので、それを以下に上げたいと思います。
- DEMO でカラーが1色しか見られないので、カラーを実際に着てみて選べない
- アルファが必要な場合でも自動で設定されず、全部手動でやらないといけない
- リデリバリーターミナルがなく、商品を受け取り損ねてしまった場合などにはまた買わないといけない
全体として、顧客に対するサービス面が、まだかなり弱いです。
ですが今やビッグネームとなった「Addams」も、初期の頃はおなじでした。
Addams は顧客サービスを充実させることによって、大きく成長を遂げましたので、VILLENA にもぜひ頑張ってほしいです。
まとめ
最近、筆者めぐがハマっているアパレル店「VILLENA」は、まず現実社会の流行に敏感なのがいいです。また穴が非常に大きく空いた Ripped Jeans は、下半身を太めにしているアバターにはとてもオススメです。
穴を大きく空けたRipped Jeans を作るには技術力が必要で、VILLENA 以外のショップはまだその技術力がないために、おなじような製品が作れないのだと思います。
欠点はありますが、VILLENAは現在、赤丸急上昇中で、とくに比較的若いアバターから人気があるようですので、セカンドライフ初心者も覗いてみてはいかがでしょうか?